補助金の概要
補助金は経済産業省や 中小企業庁といった国だけでなく、都道府県や市町村単位でも行っており、その数は数千種類もあります。
膨大な補助金が用意されていますが、会社設立、人材採用、事業拡大など会社をよくするために何らかの投資をするときに補助金をつかうのであり、お金を貰うために補助金を探してては本末転倒になってしまいます。補助金を貰うためには事業計画などを添えて申請し、採択されれば入金が確定します。以下注意点を見てみます。
補助金の注意点
補助金は後から入金されるのが原則です。
すでに購入しているものや、支払い終わったサービスは原則対象外です。
補助金はこれから投資するものと、その効果を説明し、採択されてから購入する流れになります。申請から入金までの期間は、半年から長いものでは1年以上かかってきます。先に支払う必要がありますので、資金繰りに注意してください。
絶対貰えるものではありません
補助金の趣旨にあった使い方かどうかなどの審査があります。国の予算にも関係してくるので、過去に同業他社が通っていた補助金でも今では難しくなっているケースがあります。
申請できる時期に限りがあります。
通年公募している補助金もありますが、原則的に申請する期間が決まっています。何か欲しいモノやサービスがあるときに、その補助金を申請できない場合もあります。
いつかは買おうと思っていたモノ、急ぎではないが欲しいモノなどが補助金申請には向いています。
補助金取得の流れの例(約半年〜1年かかります)
例)持続化補助金
募集要項の時期 | 3月〜4月に掲載されます。 |
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公募期間 | 5月〜6月に申請をします。 |
採択の時期 | 7月頃に結果通知。その後に発注、購入、支払い、報告をします。 |
いつ入金されるか | 報告後2〜3か月後になります。 |
採択後の流れの例
@購入・発注をする物品やサービスなどの仕様書を準備
A見積書や価格表を入手
B発注→納品(100万円以上の場合は相見積もりが必要です)
C納品書を入手
D請求書(請求明細含む)を入手します。
E口座振込にてお支払いします。必ず振込の控えをとっておきます。
必要書類が欠けると補助金が獲得できません